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音楽と花と美しいものをこよなく愛す*るる*の日常です。日記も兼ねているので、たまに根暗なことや精神論を書くと思いますが、適当に読みとばしてくださいね。


by rurulilac

久々にオフ

今日は久しぶりに有休をとりました。

そして・・散財しました(バカ)
まあたくさん働いたから許してください。
というのも、また表参道のアシュペー通りに行ってしまったのです。
その後、今週末の結婚式の小物もちょこちょこ買っちまいました。
今回の結婚式の洋服は、先週着たものともう1着で迷っていたのですが、面子や場所からして先週着たものよりはもう1着のほうがよいなと思ったので、ちょっとアレンジする小物を買い足したわけです。

先週の結婚式は若者が多く、若者は肩を出したりヘアもアップにしたりでかなりきらびやかでした。
私の衣装は非常に落ち着いていて、若者を引き立たせる年相応なかんじで、TPO的によろしかったと思っています。同じような服だと若作りしてるおばさんっぽく見えるからね。
今回は参列者が同じくらいの年なので、もう少しガツンといこうかなと(笑)

そういえば、昨日、昨年秋の健康診断以来となる、今年初の体重測定をしたらベストより多かった・・・。なんだかショック・・というのは、私、先週の結婚式の衣装で、デコルテが骨だらけで非常に貧弱で、こりゃやせすぎだなぁ・・かっこわるい・・・と思ってたのですが、やせてるわけではなくて、ベストより太ってるってことは、まさに「やつれ」と「老化」以外のなにものでもないことが発覚。

そういや、最近忙しくて運動してないから、体がたるんでるんだろうな。
6月からは健康的な体づくりを目指してヨガを再開しますよ。

***
今日はお買い物のほかに、ゆっくりと読書もしました。
マガジンハウスのパリ支局長の村上香住子さんの「恋愛、万歳」という本を読みました。
作者の母の一生を中心に自分の一生も振り返るエッセイなんだけど、人の人生というのは小説より奥深いです。
幼少期の親との関係ってその後の生き方にすごく影響を与えるもんだ・・としみじみ思いました。
筆者の母親はとても裕福な家庭に生まれたのですが、親と離れてくらし、さらに駆け落ちをしたため、親と絶縁状態になり、晩年までその過去に縛られ、それを抱えて生きてしまいました。そして、形をかえてその孤独が娘、その娘に引き継がれていっているな・・と感じました。
親との関係がうまくいかないと悪いことばかりじゃなく、それが原動力となり頑張るとかプラスに働いてることだってあるんだけど、やっぱり親とうまくむきあえないと精神的な孤独を抱えて生きていくことになる気がします。

久々に自分の人生についても思い返してみました。
何回かブログには書いたけど、私は親が病気がちだったので祖父母に育てられ、大学進学とともに上京したため、親とあまり暮らしてません。
自分の性格を親との関係性のトラウマのせいにしてしまうのは好きでないんだけど、愛情表現が素直にできないし、表現されるのも好きでない・・でも愛情を求める気持ちは人一倍・・みたいなゆがんだ性格は、やっぱりそこによるところが大きいんだろうなと思います。
自分の土台が希薄だから唯一無二の信頼関係をいつも求めている気がします。

親に対しては特に、うまく喜びやありがとうの気持ちなどを表現できず、親が幼少時を挽回しようとしているだろう過大な愛情表現というか、親目線の接し方(大人として扱ってくれない)に、どう対応してよいかわからないのです。なるべく淡白な関係、大人対大人の関係を望んでしまいます。
甘えたくないし、甘えてると思われたくない、でも依存することはどうしてもあり、それを親は喜んでいるのだけど、依存しているといわれるのが嫌みたいな・・。

私の親孝行といえば、まさにこれまで成績とか仕事でのがんばりとか、自分の成果で親を喜ばすことしかしてない気がするな。。
このままいくと、親がいなくなったときに、親孝行をしなかった・・と自分を責めることになるのは確実・・・。
うーむ。

家庭の愛情にたくさん包まれると人を信じることのできる影のない平和な人間になれる気がするので、やはり親の愛情や家庭というものはとてもとても重要だな・・としみじみ思いました。

愛情にあふれて育つとその分、痛みや苦しみはわからないわけで、人間の深みはないかもしれないけど、やっぱり、なんの疑いもなく親や友達や恋人に裏表なくすべてを表現できる人っていうのは幸せだなと思うのであります。

このことをきっかけに、いろいろと自分に思いをめぐらせ、久々に自分の心の声みたいなものに耳を傾けた1日でありました。
by rurulilac | 2009-06-02 22:53 | 日記